最新記事
カテゴリー
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「抗うつ薬のなかでも比較的鎮静効果に優れており、うつ病のなかでも睡眠障害や焦燥感の強い症例に適している」と言われるのが、「アミトリプチリン(一般名)」(商標名は「トリプタノール」「ミケトリン」「ラントロン」)です。この薬も、同じく抗うつ薬の代表とされるイミプラミン同様、抗うつ作用が現れるまでに、少なくとも2週間は必要となることが多いことをチェックしておくべきです。したがってその間は、拙速な増量は慎むべきです。
アミトリプチリンの処方および服用の留意点として、『こころの治療薬 ハンドブック』星和書店は次のように述べています。
●服用のしかたと留意点
「抗うつ効果の発現は決して迅速ではないが、根気よく服薬を行うことが重要である。抗コリン性の副作用に関しては、便秘および残尿感などの症状を軽視せず、早い段階で医師に相談し、重篤な抗コリン性副作用への発展を防ぐべきである。」
●処方の際の留意点
「(アミトリプチリンは) 抗うつ薬のなかでもムスカリン受容体遮断作用が強いため、抗コリン性副作用が発現しやすい。うつ病者においては、もともと身体的に自律神経機能が低下している場合が多く、本剤の投与により麻痺性イレウスや尿閉といった重篤な事態を招来しないよう、副作用監視を注意深く行うべきである。眼圧上昇を悪化させるため、緑内障には禁忌であり、脳器質性精神障害の準備性の高い高齢者の治療においては、せん妄、幻覚などの中枢性の抗コリン性副作用にも十分留意されたい。」
うつ病、特に単極型うつ病に用いられる薬物療法は、抗うつ薬によるものが主です。なかでも、三環系抗うつ薬(さんかんけいこううつやく)(イミブラミン、アミトリピチリン、ノルトリプチリン)が、その代表薬となります。
イミプラミン(商標名「イミドール」「クリテミン」「トフラニール」)は、うつ病に対する効果が期待される反面、その効果故の副作用もあります。たとえば、起立性低血圧もその一つです。また、この薬は、抗うつ作用が目に見えて現れるまでに少なくとも2週間程度の期間を要することが多いといわれます。したがって、なかなか効果が現れないから、と早々に増量するのは慎むべきです。また、「投与期間中には視調節障害、鼻開、口渇、便秘、排尿障害など」の副作用が高頻度にみられます(参考:『こころの治療薬 ハンドブック』星和書店)。
したがって、投与にあたっては、適量の調節や対処療法が必要となることがあります。服用に際しては、注意点などをチェックしておくべきです。
『こころの治療薬 ハンドブック』星和書店では、イミプラミンの服用のしかたと留意点について次のように述べています:
「うつ病の治療において、薬物療法は重要な要素である。抗うつ薬投与初期は、睡眠障害、食欲不振などのため身体的にも衰弱しており、はじめて服用する抗うつ薬に対して一過性に眠気・倦怠などの副作用が強調されて出現しやすいが、その後は初期投与量で十分維持できることが多い。また、ほかの向精神薬と比較して効果の出現が遅いため、急速に改善していく実感をもちづらい薬剤であるが、あせらず規則的な服薬を心がけながら効果発現を待つことが肝要である。」
うつ病の治療方法として、主となるのは「抗うつ薬による薬物療法」です。単極型うつ病では、主に、三環系抗うつ薬(さんかんけいこううつやく)(イミブラミン、アミトリピチリン、ノルトリプチリン)が用いられます。
薬は「一般名」と「商品名」をチェックしておきましょう。たとえば、うつ病の治療薬として用いられるイミブラミンというのは、「一般名」です。商品名は、「イミドール」「クリテミン」「トフラニール」と呼ばれています。医師から処方される薬については必ず医師または薬剤師にきちんとした説明を受けることが大切です。また、ご自身でも手軽に調べられるハンドブックがあるといいですね。たとえば、『こころの治療薬 ハンドブック』星和書店は、薬理説明や処方の実際の他、ワンポイントアドバイス、留意点が詳しくお勧めです。
代表的な抗うつ薬のひとつ、イミブラミンについて『こころの治療薬 ハンドブック』星和書店では次のように説明しています。
イミブラミンは、「三環系抗うつ薬の代表薬であり、中枢神経系においてノルアドレナリンやセロトニンなどのモノアミンの再取り込み阻害作用を有する。その結果、シナプス間のモノアミン量は増加し、ジョイス所に後シナプスにおけるモノアミン受容体の感受性が正常化し、抗うつ作用が発現するという機序が考えられている。」
用量の例として、うつ病の初期投与量としてトフラニール(イミプラミンの商標名の一つ)の場合(25mg)、3錠/分3 毎食後に服用します。以降、臨床症状および副作用に応じて投与量の調整を行います。参考:『こころの治療薬 ハンドブック』星和書店