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精神病を扱う機関としては代表的なのは「精神科」ですが、精神科はまだまだ誤解されている面があり、敷居が高いのが現実です。
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現代社会は様々なことが複雑にからみあい、人と人との関係も、ギスギスしたものになりがちです。 そのためか、心の病気にかかる人が近年、激増しています。 そしてその結果、うつ病にかかる人が増えてきました。

心は肉体と一体で、肉体が疲労したりストレスを受けると心も疲労し、ストレスを感じます。 
しかし、身体と心には決定的な違いがあります。 それは、心の病気はその人の人間性を否定してしまうということです。
そしてそれは、他の人からみてすぐにわかるものではありません。

実際、心の病気を抱えている人は膨大な数に上ると考えられています。

決まった病名がない、心が晴れないといったことを含めると、ほとんどの人が何らかのストレスや苦しみを抱えながら、毎日を送っているといえます。
そのため、現代社会を生きていくためには、心の病に対する正しい知識と認識をもっていること、そして心の病を防止するための適切な方法を知っていることが必要になってきました。

心の病、特にうつ病は、多くの人が苦しんでいるにもかかわらず、自分がうつ病になっていることに気がついていない人は大勢います。 まず、自分がうつ病になっていないか、うつ病の確認方法を知ることが大切です。
そして、ちょっとでもおかしいと感じたら、迷わずに助けを求める必要があります。

精神病を扱うのは「精神科」ですが、精神科はまだまだ誤解されている面があり、敷居が高いのが現実です。 そこで、精神病という看板を掲げていなくても、心療内科など他の名称で心の病を扱うところもあります。
メンタルクリニックはそのひとつです。

そして、まずは悩みの相談をするという気持ちで、気軽に話をするようにすることが大切です。

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「背中が痛い」「最近よく眠れない」「食欲がない」、というように、あれこれと身体的な症状を訴えるものの、その原因がはっきりしないことから、周囲の人は医師も含めて、「気のせい」としてしまいがちなうつ状態を、「仮面うつ病」といいます。

しかし、仮面うつ病も、実際には「病気」です。感情の障害であるのですから、周囲の人が理解と協力をすることが非常に大切です。逆に、「気のせい」どころか「わがまま」とさえみなしてしまい、本人をますます追い詰めてしまうことのないよう、気をつけなければなりません。
本人に、十分な休養を取るよう「積極的に」勧める必要があります。

仮面うつ病に見られる身体症状
仮面うつ病でご本人が訴える身体的な症状には次のようなものがあります。これらの症状が周期的に、あるいは季節的に起こることが多くみられます。また1日のうちでも変化があり、朝方が最も症状が強く、夕方になると改善されるという傾向があります。

●睡眠障害
●全身の倦怠感、疲労
●疼痛
●頭痛
●食欲不振
●めまい
●動悸
●悪心
●首筋のこり
●体重の減少

このように、仮面うつ病で訴える身体症状は多岐にわたります。女性では生理不順や無月経が、男性ではインポテンスが生じることもあります。

仮面うつ病の治療は、うつ病に準じます。
まずは正確な診断とチェックを受ける必要があります。また、仮面うつ病からくる睡眠障害の場合、通常の睡眠薬では効果がないことが多くみられますが、その場合は、抗うつ薬が処方されます。

ひとくちに「うつ病」といっても、さまざまな形態があります。
1. 躁うつ病
2. 単極型うつ病
3. 双極型躁うつ病
4. 初老期うつ病
5. 仮面うつ病

●躁うつ病(そううつびょう)
悲哀感を主とした「うつ状態」と、爽快感を特徴とする「躁状態(そうじょうたい)」があらわれる感情の障害を「躁うつ病」といいます。遺伝的、性格的要因が大きいとされていますが、病状が落ち着くと、正常な人格に戻るのが普通です。
●単極型うつ病
うつ状態だけが周期的に繰り返される症状を「単極型うつ病」といいます。躁うつ病のうちの約7割以上を占めるとされます。先進国、特に経済水準が高い社会層に多いことが特徴です。時代が変化するにしたがって、患者数が増加する傾向があります。日本人が特にチェックする必要がある型といえるかもしれません。
●双極型躁うつ病
うつ病相と躁病相を交互に繰り返す型のうつ病です。単極型うつ病と比較して初発年齢が低いのが特徴で、遺伝的な因子の関係が深いといわれます。
●初老期うつ病
40歳代?50歳代の初老期に初めてうつ病の症状が現れるものをいいます。うつ病だけが現れるので、「単極型うつ病」に分類されます。
加齢による身体的な衰えや社会的な変化などが引き金となるとされます。
●仮面うつ病
うつ状態であることを本人も医師も見逃しがちです。というのも、患者さんが主に身体症状を強く訴えるからです。ストレス社会における現代病のひとつとされます。発病は、生活環境の変化が引き金となることが多いです。
 

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